動物愛護センターに収容されている動物や、一般の方から情報掲載の依頼があった譲渡先を探している動物を、当所の譲渡条件を満たしている方へ譲渡いたします。
譲渡の流れ
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適正飼育講習会を受講
福井県動物愛護センターに収容されている犬・猫を譲り受けようとする場合はセンターが開催する【適正飼育講習会】を受講しておかなければなりません。
開所日(平日8:30〜17:00)や譲渡会開催日に講習受講が可能です。受講される場合は事前にセンターにお問い合わせください。
未成年の方は、保護者の方の同意が無いと飼えません。保護者とご来場ください。
賃貸住宅の場合は犬、猫の飼養が許可されていることが分かる書類(契約書等)をお持ちください。
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希望する犬・猫と面会
譲渡を希望する犬・猫がいるセンターへご連絡ください。譲渡を決定する前に希望する犬・猫とセンターにて面会していただきます。
その際に、希望する犬猫の性格、特徴、日々の様子などをご確認していただくほか、気になる点を職員に質問してください。
開所日(平日8:30〜17:00)や譲渡会開催日に面会が可能です。面会希望の場合は事前にセンターにご連絡ください。
動物を譲り受ける場合には、終生飼養保証人(飼い主さんご家族にもしものことがあった場合に、動物を引き継いでお世話できる方)を立てて頂く必要があります。
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譲渡決定
犬猫と面会し、譲渡を希望する場合は、書類に必要事項をご記入頂き、譲渡が決定となります。犬・猫を連れて帰るための、キャリー、首輪、リード等をご持参ください。
※譲渡決定と実際の譲渡日が別日になる場合もあります。
当協会では、所有者明示推進のために、迷子札の無料配布を行なっております。ペットのお名前が決まりましたら、譲り受けたセンターにご連絡してください。
譲渡前の確認事項
保護動物の譲渡をご希望の方は、以下の確認事項を必ず確認してください。
また、動物を飼う上での心構えや責務についてもご一読いただき、ご家族と慎重にご検討ください。
犬や猫を飼いたい!でもその前に〜
- 家族全員が動物を飼うことに賛成ですか?
- 飼いたい動物の生態にあった飼い方ができますか?
- 飼いたい動物はあなたの生活環境に合っていますか?
- 毎日、食事やふん尿の世話、散歩をする時間と体力がありますか?
- 家族にアレルギーの人はいませんか?
- あなたの生活に合っていますか?
- 動物を飼うためにかかるお金はありますか?
- あなたや動物が高齢になっても飼い続けられますか?
- 本当に最後まで飼えますか?
- マナーを守って飼えますか?
- 災害時の対策はできますか?
- どうしても飼えなくなった時に、大切に飼ってくれる方を見つけられますか?
- 飼っている動物が人に危害を加えた時に責任を取る。
宣誓!無責任飼い主0宣言!!
動物は、私たちの生活を様々なかたちで豊かにしてくれる、人間にとってかけがえのない存在です。
人と動物が共生したよりよい社会をめざして、「動物の愛護及び管理に関する法律」が定められています。
出典:環境省ホームページ
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2706e.html
犬を飼う時の心構え
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・犬の登録
・狂犬病予防注射の接種
・鑑札、済票の飼い犬への装着が法律により義務付けられています。
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犬の放し飼いは禁止されています。
飼養する犬による人の生命、身体または財産に対する侵害を防止するため、当該犬について係留(※1)をしなければいけません。 散歩する際も同様です。引き紐(リード)で適切な長さで繋ぎ散歩しましょう。
(※1)
犬を柵、おりその他の当該犬の逸走を防止するための囲いの中で、または一定の場所において固定した物に綱、鎖等で確実につないで飼養すること。福井県動物の愛護及び管理に関する条例より一部抜粋
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散歩のマナーを守りましょう!(フンは持ち帰る、飼い犬を制御できる人が散歩する)
犬を散歩させる際に、犬の引っ張る力が強くリードが手から離れ逃げてしまったり、飼い主が転倒するなど、事故が起こることが多くなってしまいます。
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飼い主と飼い犬が幸せな生活を送る為には、習性を理解した「しつけ」を欠かさずに。
特殊な芸を覚えさせる必要はありません。
マテ・オスワリ・フセの基本的な事をしっかり教えるだけでも信頼関係が築けます。
猫を飼う時の心構え
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猫は室内で飼いましょう!
猫にとって屋外は危険がいっぱいです。(交通事故・ケンカによる怪我・病気感染・迷子)
上下運動・外が見える場所・隠れ場所・爪とぎ・猫のおもちゃ・猫トイレなど、猫にとっての快適な環境を整え、飼い主が良いコミュニケーションをとることで、屋内飼育で幸せに暮らせます。
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不幸な命を増やさない為に不妊手術を実施しましょう!
猫は繁殖効率がとても高い生き物です。
メスの猫は、生後半年で出産可能となり、オスの猫は生後8〜12ヶ月で交尾可能になりますので、不妊手術は早めに実施しましょう。 -
所有者明示を忘れずに!
室内飼養をしていても、突然の災害や逸走(迷子)に備えて、首輪や迷子札、またはマイクロチップ等の所有者明示をしておくことが必要です。