1年に1度は健康診断を受けましょう
ペットはたいせつな家族。1年に4〜5歳の年を重ねるペットのため、定期的な健診が必要です。
ペットの体調変化に関しては、獣医師にすぐ相談を!
動物病院へは「具合が悪くなったら行く」と考えている飼い主さんは多いです。しかし、実際には具合の悪いサインを出した時点で、すでに重症化しているケースが少なくありません。
言葉で体調を伝えることができない犬・猫だからこそ、元気なうちから定期的に健康診断を受けることが、病気の予防や早期発見へとつながります。
主な検査内容
- 身体検査(聴診、視診、触診)
- 血液生化学検査
- 尿・便検査
- レントゲン検査
- 超音波検査
※病院・ブランドによって異なります。
犬の健康管理について
チェック項目を用意しました。日頃から愛犬の健康状態を確認し、異常があれば動物病院に相談しましょう。
- 元気食欲:さまざまな原因から現れる、飼い主さんが一番気づきやすい症状
- 排便排尿:便の形状(軟便、下痢、血便など)や尿の回数、色などのチェック
- おしっこが出ていない! →緊急性が高く、命に関わることも。
- 多飲多尿(いつもりより多く水を飲み、おしっこの量が多い) →病気の可能性があります
- 嘔吐:異物や消化器疾患などの病気の可能性があります。
- 異物を飲み込んだ可能性がある場合は早めに病院に相談しましょう。
- 呼吸:心臓病や呼吸器疾患、痛みなどから、呼吸が速くなることがあります。
- 暑い時期の熱中症にも注意! →熱中症に伴い高温になると、細胞障害が起こり多臓器不全になることもあります。
- 高温多湿環境での散歩やトリミング時のドライヤーの熱風などが原因で起こり、段階に応じて粘膜の充血や頻脈、パンティング、よだれ、意識消失、震えなどの症状が認められます。
- 熱中症やその他の呼吸器症状がある場合、緊急性が高い場合が多いので、早めに病院に相談しましょう。
- 目:目やにや充血、しょぼつきなどは病気のサインかもしれません。
- 耳:外耳炎や中耳炎などで耳垢が溜まったり、痒みがでてくることがあります。
- 鼻:鼻水やくしゃみ、鼻血などの症状はないか
- 口:口臭や歯石などのチェック!
- 日頃の歯磨きなどの口腔ケアも大事です
- 皮膚:脱毛や痒み、発赤、できものなどの確認
- 歩行:外傷や骨折、関節炎などから歩き方が変わることがあります。
詳しくは、こちらからも確認できます。
猫の健康管理について
チェック項目を用意しました。日頃から愛犬の健康状態を確認し、異常があれば動物病院に相談しましょう。
- 元気食欲:さまざまな原因から現れる、飼い主さんが一番気づきやすい症状
- 排便排尿:便の形状(軟便、下痢、血便など)や尿の回数、色などのチェック
- おしっこが出ていない! →緊急性が高く、命に関わることも。
- 多飲多尿(いつもりより多く水を飲み、おしっこの量が多い) →病気の可能性があります
- 嘔吐:異物や消化器疾患などの病気の可能性があります。
- 異物を飲み込んだ可能性がある場合は早めに病院に相談しましょう。
- 呼吸:心臓病や呼吸器疾患、痛みなどから、呼吸が速くなることがあります。
- 呼吸器症状がある場合、緊急性が高い場合が多いので、早めに病院に相談しましょう。
- 目:目やにや充血、しょぼつきなどは病気のサインかもしれません。
- 耳:外耳炎や中耳炎などで耳垢が溜まったり、痒みがでてくることがあります。
- 鼻:鼻水やくしゃみ、鼻血などの症状はないか
- 口:口臭や歯石などのチェック!
- 日頃の歯磨きなどの口腔ケアも大事です
- 皮膚:脱毛や痒み、発赤、できものなどの確認
- 歩行:外傷や骨折、関節炎などから歩き方が変わることがあります。
詳しくは、こちらからも確認できます。
災害時に役立つ社会化やしつけ
社会化とは人やほかの動物、様々な物や環境に慣らしていくことです。飼い主の事情でペットを預けなければいけない場合や、災害などの緊急時の避難所での生活は、ペットにとって慣れない場所となりストレスを感じます。日常的にしつけや社会化を行なうことで、少しでもストレスを軽減することができるので、非常に重要です。
人や動物に慣らしておく
犬はなるべく子犬の頃からなるべく多くの人や動物に接することで社会性をつけさせましょう。
猫も来客に遊んでもらうなど無理のない範囲で、家族以外の人に慣らしておくといいでしょう。
さまざまな音や物に慣らしておく
いつもと違う音や物に囲まれることは、ペットにとっても大きなストレスです。日頃からいろいろな環境を無理なく体験させておくと良いでしょう。
ケージに慣らしておく
避難時の速やかな連れ出しができるよう、ケージに慣れさせておくことも重要です。日頃から扉を開けた状態で部屋に置くなどして、ペットがくつろいだり眠ったりする「安心できる場所」として認識してもらいましょう。
詳しくは、環境省のパンフレットをご確認ください。
動物の遺棄・虐待は犯罪です!!
愛護動物をみだりに殺しまたは傷つけた場合、5年以下の懲役または500万円以下の罰金
愛護動物を遺棄、虐待した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金
※県ホームページが開きます
動物愛護法第7条により、動物の飼い主または占有者には責務が課せられています。
- 動物の種類や習性等に応じて、動物の健康と安全を確保すること。
- 動物が人の生命等に害を加えたり、迷惑を及ぼすことのないようにすること。
- みだりに繁殖することを防止するために不妊去勢手術等を行うこと。
- 動物による感染症について正しい知識を持ち感染症の予防のために必要な注意を払うこと。
- 動物が自分の所有であることを明らかにするための措置を講ずること。
大切な家族の一員であるペットの為にしっかりとした飼い方をしましょう。
【ペットの環境を確認してみましょう】
- 犬の場合外で飼育する際に、直射日光や雨風などにさらされる環境になっていませんか?
- 暑さや寒さで体調を崩していませんか?
- 繋がれている紐などが短すぎたり(適切な行動がとれる)長すぎたり(道路にはみ出すなど)していませんか?
- 首輪や係留器具などが劣化していませんか?
- 汚れた食器や、水皿でご飯やお水を与えていませんか?
- 排泄物が取り残された場所で生活していませんか?
- 体調が悪そうな状態を放置していませんか?
- 猫が外に出た際に、他の動物と喧嘩したり、けがをしたりしていませんか?
- 猫のトイレが常に汚れた状態になっていませんか?
ペットや周辺環境に配慮した適切な飼い方をしましょう。
- 動物愛護法や狂犬病予防法、県の条例を守った飼い方をする。
- 定期的に動物病院を受診し、健康状態の把握をする。
- できる限り室内飼いし、気温の変化や天候にさらされないようにする。
- 不妊手術を実施し、生殖器系の病気や望まない命が生まれないようにする。
- 鳴き声や、外の徘徊(猫)などで周辺の環境に迷惑をかけないようにする。